心理療法とは

心理療法は・思考 ・感情 ・行動 ・身体感覚 に変化をもたらし、今起きている様々なお悩みや問題を解決、もしくは軽減し、心の健康を回復・維持・予防するために行っていく心の療法のことです。

初めての方は不安や疑問もたくさんあると思いますので、当カウンセリングで施術している主な心理療法をいくつかご紹介いたします。

○ インナーチャイルドセラピー
(退行催眠)

インナーチャイルドセラピーとは

幼い子供には、『自分は認めてられている・受け入れられている・愛されている』という安心安全の場所が必要です。

しかし本来無条件で守って愛してくれるはずの両親から否定され続けたたり、ネグレクトや暴力で支配されたりすることで傷ついたりトラウマになることがあります。そのトラウマを抱え、心に深い傷を負ったまま置き去りにされている子供の頃の自分をインナーチャイルドと呼びます

インナーチャイルドが癒えないまま大人になると、様々な生き辛さや悩みを引き起こします。もしかしたら今のあなたの生き辛さやお悩みも、インナーチャイルドからのサインかもしれません

傷ついたインナーチャイルドは受け入れて癒し、幼少期にできてしまった否定的な価値観や信念は書き換えてあげることによって、今感じている生き辛さや悩みが劇的に改善することがあります。

インナーチャイルドは、あなたが来てくれるのを今もずっと待っているのかもしれません。

当カウンセリングでは、催眠療法の最高峰であるインナーチャイルドセラピーと、心の中の軸を育てていくスキーマ療法を織り交ぜた独自のセラピーとなっております。

* さらにインナーチャイルドセラピーを
詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
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○ EFT ー感情解放テクニックー

EFT ー感情解放テクニックとはー

EFTとは90年代にアメリカ人のエンジニア、ゲイリー・グレイグ氏によって開発された、気の流れと感情のバランスを整えていくエネルギー療法です。

今辛く感じている感情や問題に意識を集中させながら、顔や身体にある9つの決まったツボをトントンとタッピングするだけで、ネガティブな感情や心や身体の痛みが解消していくという、簡単なのに効果が感じやすい注目のセラピーです。

9つのツボとやり方さえわかれば、感情が揺れて辛くなった時など、いつどこにいても自分でできるというのがEFTタッピングの良さでもあります。器具や薬も必要なく、安全で副作用がないのも安心ですよね。

『東洋医学の気の流れ』と『西洋的な瞑想法(マインドフルネス)』を取り入れていて、意識を集中することで辛い感情を落ち着かせ、タッピングすることで気を整える。すると不安や恐怖、心配や辛さなどの軽減やそれに伴う身体のストレスなども改善・解消していきます。

○ フォーカシング

フォーカシングとは

フォーカシングとは、身体の感覚に焦点を当ててそこから自分の感情や思考の気づきを得ていく心理療法です。

例えば
あなたは今までに『なんとなくモヤモヤする…。』という、言葉にしづらい感覚を持ったことはありませんか?フォーカシングではその〝なんとなくモヤモヤする〟という身体感覚に焦点を当てて、そのモヤモヤが何なのか、何の意味を表しているのか、その正体を見つけていきます。

他にも、どこか身体に痛みがある方で、整形外科や整体などどんな病院に行っても骨、筋肉、血液検査に何の異常もなく原因がわからなくて困っている方の中にもこのフォーカシングによって気づきを得て、その後痛みがなくなったというクライアントさんもいらっしゃいます。

また、ご自分の感情や考えを感じるのが苦手という方にもオススメの療法です。身体感覚を言語化・イメージ化することで、今自分がどんな事を本当は感じているのかこれからどうしていきたいのか身体の感覚や痛みなどが何を教えてくれてるのか、様々な気づきが得られることでしょう。

心と身体は繋がっているんですね。

○パートの統合

パートの統合とは

心の問題のほとんどが意識と無意識が葛藤(ケンカ)することで起こります。

例えば
『傷つきやすい自分(意識のパート) 』と
『その傷つきやすい自分を責めている自分(無意識のパート)』
この二つの相対するパートが葛藤(ケンカ)することで、人は悩み、対人恐怖症や自身の性格のお悩みができてしまいます

『傷つきやすい自分を責めてる方のパート』は常識や偏見、他人の目を気にしてそれを押し付けたり、「そんなんじゃダメだ!」などと、ありのままの自分『傷つきやすい自分』を攻撃してしまうんですね。

もちろんこの責めてるパートはやり方は少し強引ですが、自分を守ろうとしてくれてる愛のパートでもあります。

この葛藤は自分自身の中で起きていることなので、24時間その葛藤と共に生きてるという訳です。そりゃ疲れてしまいますし、ストレスも溜まってしまいますよね。

パートの統合では、この葛藤(ケンカ)している二つのパートたちの葛藤を弱め、仲良くしていくことで辛いお悩みが改善していきます。ありのままの自分を認め、赦し、受け入れることにより、お悩みの根本的な改善ができる心理療法です。

ゲシュタルト療法

ゲシュタルト療法
エンプティチェア法とは

ゲシュタルト療法のエンプティチェア法とは、『意識できないこと(無意識にやったり感じたりしている世界)』と『意識できること(考えたり感じながら意図的にやっている世界)』をポジションチェンジしながら対話をし〝気づき〟を得て統合していく療法です。

この療法は自分の中の問題だけでなく、トラブルを抱えている相手(第三者)がいる問題に対してもコミュニケーションにおいて素晴らし気づきをもたらしてくれます

相手の目線から考える機会が生まれることで、自分の心の偏りや誤解に気づけたり、相手を理解できたりします。偏見がなくなったりすることで、自分が思ってたよりも愛されていた事に気づけたり、縛られていた事を手放し、赦しの気持ちに繋がったりできる療法です。

*催眠を使わない療法になりますので、催眠療法が苦手な方でもできる療法です

○ スキーマ療法

スキーマ療法とは
  スキーマ:価値観や信念、思い込み

スキーマ療法とは、『心理的な症状』に効果のある認知行動療法(対症療法的)よりさらに深いレベルでの思考にアプローチする療法です。

『より深い部分の傷つき』や『ずっと抱えてきた生きづらさ』といった症状を超えたもっと深いレベルの思考(スキーマ)に焦点を当てて、長期的にそして根本的な体質改善を目的とした実践型療法になります

自分を生きづらくさせているスキーマ『早期不適応的スキーマ』を理解し、手放し、自分を生きやすくさせるスキーマ『ハッピースキーマ』を作ることで生きることが好きになり、人とよりよく繋がれるようになります。

催眠を使わない実践的な療法なので、インナーチャイルドセラピーで催眠状態に入りづらい方や、催眠療法には抵抗があるが深い傷がある方(幼少期、思春期、成熟期問わず)、そしてネガティブな価値観や信念を改善したいという方に効果的です。

*個人差はありますが1年〜2年かけて無理なくご自分のペースでできるのが特徴の療法となりますので、徐々に、でも確実に改善していきたいという方におすすめです。

さらにスキーマ療法を
詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

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